■ヤツメウナギ・イラストについて

名前ではヤツメ（8つ眼）ですが、実際は残り7つはエラ孔。
ヤツメウナギという魚はほんとにヘンな魚です。
胸びれがなく、顎もなく、エラ穴が7個もならぶ。
口の形状が、ヒルもしくはホラー映画にでてくる異形生物みたい。

その反面、栄養価の高い食用魚であり、漢方としても、また滋養強壮剤にもなっているのはご存知の通り。　利用価値の高い魚なんですね。

今回のヤツメウナギのイラスト作成は、比較的小柄な種であるスナヤツメでの作成ご依頼を受けて、市販モードで作成致しました。
ちなみに一般に食されている種はカワヤツメ。とのことです。

図鑑データ　／　スナヤツメウナギ
漢字	砂八目
地方名	カゲヤツメ、ギナ、ギナメ、スイギナ他
英名	Far Eastern brook lamprey
学名	Lethenteron reissneri (Dybowski, 1869)
分類	ヤツメウナギ目ヤツメウナギ科スナヤツ亜科カワヤツメ属
分布	日本各地、樺太、朝鮮半島
特徴	成魚平均体長約20cm。 非降海性。外鼻孔は頭背面に1個。口は吸盤状で顎はない。 下口歯板両端の尖頭は他より大きい。上唇歯は敷石状、下唇歯は一列に並ぶ。 眼の後方に7対のエラ孔が一列に並ぶ。 背ビレと尾ビレは連なり、尾ビレ後端はやや黒ずむ。 成魚は消化器官が退縮。
(参考：原色魚類大図鑑・北隆館刊、 wikipedia:スナヤツメ項　他)

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