■使う材料と、用具
材料
- フェルト オレンジ、白、黄色、黒(黒は目だけにしか使いませんから大きくなくても大丈夫です)
- 縫い糸 オレンジ
- ぬいぐるみ用綿
- (ストラップ用)メタリックヤーン(お好みで。ふつうの紐でもOK)
- 縫い針
- 布切り用はさみ
- 布貼り用ボンド
- 印付け用マーカー(時間経過で消える仕様がおすすめ)
■作り方解説 うみがめ フェルトマスコット
●型紙をダウンロードし、印刷、パーツごとに切り分けます
型紙はこちらから。
ご自身のパソコン内HDD、もしくはモバイル端末にダウンロードし、A4サイズのやや厚めの紙にプリンタで印刷してください。
(当方での印刷代行・配布は行っておりません)
このような型紙が印刷されます。合計2枚です。
頭部を縫います
②は2枚、用意してください。
①のおびのようなパーツが、頭のおでこからあごにかけてのラインになります。
図のように、②の鼻っ面と、①のくぼみとをあわせ、仮縫いします。
(いきなりぬいつけてもかまいませんがこのほうが縫いやすいです)
①と②を合わせて、縫います。
上の絵では片方だけですが、もう片方も同じように縫います。
①のおびの上と下の違いに気をつけてください。(長い方がおでこで、短い方があごの部分になります)
尚、このおびは両先端がある程度あまるように採寸しています。余ってもまちがいではありませんのでかまわず作業を続けてください。ちなみに多少足らなくても製作に支障はありませんのでそのまま続けてください。
半返し縫い(バックステッチ)で縫うことをおすすめします。
ぬいおわったら、表裏をひっくりかえします。
それから、②のおびのはみでた部分を切り取ります。
これで、頭部が完成しました。
目をつくります
目は布用接着剤を使って貼り付けます。
先に白と黒とを貼り付けて目をつくり、それから、さっき作っておいた頭部の、
くぼんだ箇所へ貼り付けます。
この目がキャラクターっぽくてお気に召さない場合は、ご自身で自由にアレンジされるとよいでしょう。
まえひれと、うしろあしを作ります
ヒレ、あしともに、オレンジが上、白が下、となる②枚ずつ、左右ともにつくります。
このように重ねて、縫います。
まえヒレは左右対称となることをお忘れなく。切り取る際に型紙を裏返してあててきりとってください。
でないと両方右(もしくは両方左)になってしまいます。
まえひれもうしろあしも、頭部のようなひっくり返しをしないので、半返し縫いでなく、ボタンホールステッチという、下図のようなぬい方をします。
頭部とまえひれをつなぎます
まず先に、頭部、まえひれともに、しっかり綿をつめます。
最初は頭部から。
パーツ⑧のまん中に、頭部をぬいつけます。
縫い目が隠れるようにするのが理想ですが、結構手間どるので、見える縫い方になっても気にせずにいきましょう。
それから、左右のまえひれをぬいつけます。
まえひれは2色で、オレンジが上です。上下を間違えないように注意。
同じ要領で、うしろあしもパーツ⑦にぬいつけます。
後ろ足は左右対称です。
こうらをつくります
こうらは円のなだらかなほうが前、すぼんだ方が後ろ側になります。
きりこみを境に半分に折り、半返しぬいします。黄色(背中)と、白(腹)と、両方つくります。
ぬいおわったら、開いて、くぼみをつけ、こうらの形にします。
頭部とまえひれのパーツをこうらにぬいつけます。
ボタンホールステッチでぬいます。
同じ要領で、うしろあしのパーツもぬいつけます。
甲盤を接着します
ウミガメのこうらもようです。
アルファベットは、型紙パーツの記号に合わせて記しています。
じつはこれ、本物のアカウミガメのこうらもようと同じなんです。
せっかくここまでつくったんだから、てきとうな六角形で済ませるのはやめて、本格的にいきました。
甲盤は縫わず、すべて貼り付けでいきます。
最初に、iiの記号の六角形のパーツをまん中に縦一列に接着すると、左右の模様の貼り付けがやりやすいです。
参考までに、誤差のでにくい貼り付け順です。
接着後は、よく乾かしてください。
お好みでストラップをとおします
30cmくらいの長さにカットしたメタリックヤーンを、こうらの裏からとおします。これはお好みで。
とおしたら、裏側で結び目をつくって固定します。
腹を作り、縫い付けて、完成
最後の作業です。縫い付け方は、背中のこうらと同じ。
下図のように、後ろ足の部分だけ綿つめ用に縫わないで開けておきます。
最後に、開けておいたところから綿をしっかりつめます。
つめたら、縫い閉じます。
うみがめマスコット 完成 です
お好みで色をかえてみるのもよいでしょう。また印刷時にサイズを変えれば大きいのも、小さいのも製作できます。