虫のイラスト の えがきかた

上から見たチョウ・ガの描き方
上からみたチョウ・ガを描くときのポイントは、なんといっても、羽根。
模様と、形がしっかりかければ、もうほぼ完成したようなもの。
むずかしいのは、左右の羽根を左右対称に描くところです。
何度もかいては消し、消してはかき、消しゴムで紙がかすれるころにようやく納得のいくものがかけた、といったとこでしょうか。

どうたいをかきます。
中央にたてせんをひき、上からまる、重ねてだ円、
さらにながいだ円をかきます。

2

まえばねをかきます。
チョウ・ガの種類によりさまざまな形をしていますので、図鑑や標本をよく
みながらかきます。
おおきくのびのびと。
そして、あとで影響されるので、利き腕と反対の方からかきはじめる
のがコツです。
右利きの人は左側を。左利きの方はその反対側を。
省略しましたが最初に三角をかいてバランスをみるのもよいです。

3

うしろばねをかきます。
ポイントは、はえばねに少し重ねることです。

4

はねがかきおわりました。
つぎに、反対側へ同じおおきさの羽根を
かいていきます。

5

さっきの、はねをえがき始めた点と、
えがきおわった点をみながら、反対側の同じ場所に印をつけます。

6

かいたまえばねのてっぺんと、いちばんした、うしろばねのいちばんしたにあわせた、横線をひきます。同じ大きさのはねをかくための目印線です。

7

さっきかいた点と、目印線をたどるような感じで、もう片方の羽根をかきます。
最初は何度もかきなおしになると思います。
トレーシングペーパーがあれば、かきうつしすれば簡単なのですが、ここではそのような専門画材がないという前提で説明しています。


もしききうでの方からかいたなら、このように、反対の羽根をかきたくても手が邪魔をしてみえません。
だから、反対側から先にかくようにしています。

8

ここで羽根だけペン入れしています。鉛筆だけで描くときにはこれは不要です。
よりわかりやすくなりましたが、うしろばねよりも、まえばねのほうが"手前"です。

9

あたまをかきます。目、しょっかく、
これだけでOKです。
このあと、色付けになるのですが、目印にした線や下書きはこの段階で
消します。

10

はねに色をつけていきます。
ここでは手軽な画材ということで色鉛筆を使用しています。
塗り順ですが、白や黄色などの明るい色を先に塗っていきます。
しかし、白い紙の上に白を塗る、なんて
ヘンだと思われることでしょう。
実はそのとおりで、白を使うのは、塗るためではなく、いろえんぴつで紙の表面をつぶすかのような、やや力を入れて、しっかりと塗りこむことで、上から別の色が重なってもはじきやすいよう
にするためです。

11

ここでは例としてオオムラサキのもようをかいています。
その他のチョウでも、図鑑等の資料をみながらかいていきます。
このときも、利き腕と反対のはねからえがくとよいでしょう。

12

オオムラサキもそうですが、アゲハのように、黒が基調のはねのチョウやガの場合、黒や茶などの濃い色の中に白い斑点があります。
このためにさきほど白の色鉛筆で硬く
塗りつけていたわけでして、うすくうすく、濃い色をのせていくと、白く塗りつぶした部分がはじかれ残ります。
ある程度塗ったら、色をつよめるように
ぬっていきます。
この手順で羽根全部と、胴体も塗ります。

完成

はじめのうちはモンシロチョウやシジミチョウのような、色の少ないチョウからはじめるとよいでしょう。
(ガは色彩が豊富なのでなれてからのほうが望ましいです)

描き方例

簡単にいつのまにかバッタを描く

バッタの基本図形は、さんかく、しかく、半分のだ円。
そして、命ともいえる、うしろ肢を大げさにおおきく。
1

あたまをさんかく、むねをしかく、はらを半分のだ円で図形化しかきます。
はねもさんかくで表してかきます。

2

しかくの下に、3つ均等にしるしをつけます。

3

一番右のしるしから、大きく"への字"をかきます。
これはうしろ肢です。
バッタの絵に魂が入るかどうかは、このうしろ肢にかかっています。大きく大胆にかくとよいです。

4

まんなかのしるしから、さっきより半分以下のおおきさの"への字"をかきます。
なか肢です。

5

一番左のしるしより、逆方向に"への字"をかきます。これがまえ肢。

6

あたまの三角の中に、○をかきます。目です。

7

だ円にたて線を入れ、はねの三角の
かたちをすこしふくらませて、
はねらしくします。

8

それぞれの肢に厚みをつけます。
うしろ肢は特に太く。

 
 
完成
 

応用すれば、ほかのバッタも。


あたまのかたちをかえて・・・→

トノサマバッタ

 

たまご形を図形にしたものから→

形をととのえて→

肢や目をつけると→
 
クツワムシ
 

ショウリョウバッタやコオロギも描けます。  ほかにもいろいろなバッタにチャレンジしてみよう!

描き方例 2
簡単にいつのまにかカマキリを描く

カマキリの基本図形は、さんかく、しかく、だ円。
1

カマキリの基本の形は、あたまを三角、むねを長方形、はらをだ円であらわします。
まずその3つのおおまかな形をかきます。フリーハンドでOK。

2

むねの長方形に、目印として均等に3つの点(短い線でよい)をかきます。

3

右の目印から、絵のようにおおきく"への字"をかきます。
これはうしろ肢です。

4

まん中の目印から、さっきかいたのより幅のせまい"への字"をかきます。
これがなか肢です。

5

左の目印からは、さかさまに"への字"をかきます。これがまえ肢であり、"カマ"です。

6

そのへの字に、半円をかきます。

7

はらのだ円を、半分にする感じで水平に線をひきます。

8

はらの形をととのえます。
上半分ははねにあたる部分で、下半分よりも少しだけ外へ出します。

9

あたまをかきます。
三角のかどをまるめるように、形を整えます。

10

三角のりょうはしに、円をかきます。
これは目です。

11

円の中に、もうひとつ、円をかきます。
これは言わば瞳の部分。
その前に下書き線を消しておしてもよいです。

12

肢に厚みをつけます。

13

肢をふとくします。
太さはお好みで加減します。

完成

カマにギザギザをつけ、おなかにたてせんを入れて、
色を塗れば、全然どう猛にみえないカマキリのできあがり。

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