■かんたん!花のえがきかた
花のしゅるいは、ひまわりやたんぽぽのような、中心点(ちゅうしんてん)を規準(きじゅん)としてまわりに花びらがならんでいる、
「放射相称花」(ほうしゃそうしょうか)
というのと、つゆくさやランのように、まん中に線をひくときれいに左右対称(さゆうたいしょう)にみえる、
「左右相称花」(さゆうたいしょうか)
というのに大きく分けられます。
放射相称花 | |
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左右相称花 | |
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なかには、れんげのようなふくざつな花びらをしていたり、ひがんばな、あじさいのような小さな花がいくつも並んで一つの花の形をかたちづくっててるように、みため、むずかしそうなのもあります。が、この2しゅるいをいしきしておさえていけば、たいていの花はきほんのかたからの応用でえがけられるようになれます。
れんげ、ひがんばなについてはかんたんなえがき方をのせてますので、ぜひチャレンジしてみてください。
かんたんにいつのまにかレンゲをえがく(このページの下へ)
かんたんにいつのまにかヒガンバナをえがく(このページの下へ)
花のえのえがき方・ひまわりをえがいてみます
ひまわりをれいiとってみましょう。大輪の花(たいりんのはな)ということばがぴったりのひまわりですが、まさしくそのとおりで、したがきには大きめの○を書き、その中心点をしるしします。これが規準(きじゅん)となります。
では、かんたんにひまわりをえがいてみましょう。
ひまわりの絵のえがきかた |
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[1] |
円と、中心の点をかきます。 |
[2] |
中心の点からそとがわにむかっていくつもの線を書きます。その線は円よりもながく、はみださせます。 |
[3] |
円からはみだした線に、ふくらみをつける感じで、花びらができあがります。 |
かんせい |
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このえがきかたはきほんとしても使えます。おうようのれいとして、 | |
![]() |
少しだ円にして、中心からいっぱいほそい四かくをたくさんかけば・・・ |
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タンポポができあがります。 |
花のえがきかたきかた
かんたんにいつのまにかレンゲをえがく
春の花レンゲは花びらがふくざつそうにみえて、むずかしくおもわれるかもしれませんが、実は花びらのかたちさえしっておけばけっこうかんたんにえがくことができます。
[1] |
えんぴつで、ブタのつめのようなものを書きます。 |
[2] |
その下に、たまごのかたちをかさねて書きます。 |
[3] |
ブタつめのとなりに、チョウのはみのようなものを書きます。 |
[4]![]() |
それにかさねてみかんのふさのようなかたちを書きます。左にも。 |
[5] |
そして、みかんのふさもようのすきまに山を書きます。(左にも書きます) |
[6] |
さいしょに書いたブタのつめの向こうに同じくつめを3つ書きます。 |
かんせい |
かんたんにいつのまにかヒガンバナをえがく
コスモスとならんで秋の花であるヒガンバナです。じつざいする花はいろいろな花のしゅうごう体なのでとてもふくざつにみえますが、このとおりにかけばいつのまにかヒガンバナがえがけてしまいます。
[1] |
まずこのような星みたいなもようをかきます。あとでけすのでえんぴつでかきます。 |
[2] |
そのまわりをつつむようにふくらみをつけます。これがまんなか・しょうめんの花となります。 |
[3] |
写真の、このいちに点を1点、記します。 |
[4] |
その点を中心にカモメのはねのようなもようをたてにえがきます。ややふくらみをつけて。 |
[5] |
左も同じようにかきます。じつはこれがよこむきの花になります。はんたいがわもおなじほうほうでかきます。 |
[6] |
さらにそのそとがわに、さっき書いたのより小さめのカモメもようを左右ともに書きます。 |
[7] |
そのもようのくぼみから、ひげを3-4本このように書きます。 |
[8] |
大きい方のくぼみからも同じ方向にひげを書きます。はんたいがわも。 |
[9] |
まんなかの花の中心からも、ひげをかきます。 |
[10] |
ヒガンバナの形になりました。 すきまがめだつならひげをもう少し書き足します。 |
完成 |