■板マス・イラストについて

通常形態のサクラマスは、「北海道魚シリーズ」として、ノーマル形態のものを描きました。

そして、今回作成したサクラマスの絵は、中でも特に体高が高い、「板マス」と呼ばれる個体です。

前回のサクラマスでもそれなりに寸胴にしましたが、ここまでデブった個体はあからさまに特異個体であろうと、参考画像としては見送っていたのですが、
今回この板マスでの作成ご依頼をいただき、市販バージョンとして一般販売OKというものでしたので、公開掲載を致しました。

この板マス作成にあたり、ご依頼主でもある方、つまり実物を知っておられる方に、板マスについての色配置やバランス、特徴など、たくさんのアドバイスをいただくことで完成することができました。あらためて、感謝申し上げます。

図鑑データ　／　サクラマス
漢字	桜鱒
地方名	ギンマス、ホンマス、ユキシロマス、チュキチャヌイ、など。単にマスといわれると本種を指すことが多い
英名	Seema, Cherry salmon, Masu salmon
学名	Oncorhynchus masou (Brevoort, 1856)
分類	サケ目サケ科タイヘイヨウサケ属
分布	太平洋北西部、オホーツク海沿岸から朝鮮半島・北日本まで
特徴	成魚平均体長約30-70cm。 サケと似た生態を持ち孵化後は海へ下り回遊、産卵のときに河川へ遡上する。サケと同じく重要な産業魚。遡上する河川の河口付近で行われる小型定置網漁、遡上中の河川では渡し網漁やヤナなどで捕獲される。 このサクラマスが孵化後も海へ降らず、河川に残留したのがヤマメ。
(参考：原色魚類大図鑑・北隆館刊、 wikipedia:サクラマス項　他)

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