■タヌキメバル・イラストについて

タヌキメバルは、キツネメバルをはじめとした類似魚が多く描き分けにも神経を使いました。
特徴として捉えたのは
・体高が低いめ
・尾ヒレ、背ビレ、臀ビレに白い縁
・小暗色斑点がまばらにある
そして、あえて作画済みのキツネメバル と色彩を変えることで違いを表現してみました。

定置網や刺し網、船釣りで他の魚種と一緒に漁獲されますが決して外道ではなくとても美味な魚で地域によっては高級魚扱いです。

図鑑データ　／　タヌキメバル
漢字	狸眼張
地方名	ソイ、マゾイ、など、キツネメバルと混同される呼称が多い
英名	Banded jacopever
学名	Sebastes zonatus Chen and Barsukov, 1976
分類	スズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属 カサゴ目カサゴ亜目メバル科メバル亜科メバル属との分類もある
分布	北海道以南、本州、四国　朝鮮半島　水深約50m～150mの岩礁域
特徴	成魚平均体長約40cm。 キツネメバルに似るが身体の横帯は明瞭。尾ヒレ、臀ビレ、背ビレは白く縁取られるなどの差異があるが市場ではほぼ「ソイ」と呼称し混同して扱われることが多い。 キツネメバル同様涙骨に棘がない。 深い岩礁域に生息、定置網、刺し網、釣りで漁獲される。美味な高級魚。
(参考：原色魚類大図鑑・北隆館刊ほか)

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