■コブダイ・イラストについて

コブダイのイラストは過去に斜め前からみた構図のものを作成済みでしたが、時間都合でウロコ描写が完全でありませんでした(現在掲載のみ、高画質作品提供無し)。
今回は図鑑形式の真横ポーズで、イラスト作成しました。Adobe Illustrator にて作成。
ベクター形式ですのでどこまでも拡大できます。

コブダイは本イラスト作品のようなやや褐色の個体と、鮮やかなピンクの個体とがいるようです。
今回はご依頼主様要望により褐色固体で作成しました。
ヒレ軟条数は北隆館刊行「原色魚類大図鑑」の情報を参考に合わせました。
特徴的なコブはもっと突き出た個体もいるようですが一般的なそれでいてしっかり突出しているくらいにしました。

特にオスのコブダイは大物釣り対象でもあり食用でもあるので、未利用魚としてカテゴリー設定しました。めったに市場に出回りませんが大物個体ほど美味だそうです。
旬は冬で、寒鯛とも呼ばれているのはここから。調理法は、刺し身、焼き物、蒸し物、フライもいけるとか。

コブダイ　イラスト　パス表示

図鑑データ　／　コブダイ
漢字	瘤鯛
地方名	カンダイ(寒鯛)、イラ、アカモブ、モブシ、モイオ、オキノアマダイ、イソアマダイ、エビスダイなど多数
英名	Asian sheepshead wrasse, Bulgyhead wrasse
学名	Semicossyphus reticulatus Valenciennes, 1839
分類	スズキ目ベラ亜目ベラ科タキベラ亜科コブダイ属
分布	日本南部の太平洋、日本海、東シナ海、南シナ海
特徴	成魚平均体長約100cm。 タイの名がついているがベラ科の魚。他のベラ同様メスで生まれてきて成魚になるとオスに転換する。 名の通り成魚のオスは額と下顎にコブ状の隆起ができる。 このコブが大きいほど他のオスに対して縄張り争いなどで優位性が上がると言われている。 人間に懐く個体もおりダイバーの間では人気が高い。その他釣り魚としても人気がある。身は大物ほど美味。
(参考：原色魚類大図鑑・北隆館刊、 wikipedia:コブダイ項　他)

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