■ゴマモンガラ・イラストについて

ゴマモンガラは、自分のテリトリーに侵入してくる者には見境なく執拗に襲い掛かってくる凶暴な魚。
うっかりこのゴマモンガラにでくわしてしまうと、無条件で噛み付いてきます。
特に産卵期は要注意。　どんなにその場から離れても追撃してくる。しつこい。

ダイバーの間ではサメよりも凶暴な魚類として恐れられています。ウニすらも噛み砕く固く強靭な歯を持っているので、腕を噛まれ負傷した者もいますし、マスク（いわゆる水中メガネ）を割られた者、カメラハウジングを噛み砕かれ高価な一眼レフカメラを水没させられた者、物損も多く被害は甚大です。

今回はそのゴマモンガラをイラストにしました。

釣りゲーム製作会社からのご依頼で、イロモノ系として個性のある魚種も求められていたので、ちょうどNHK番組「ダーウィンが来た!」でゴマモンガラが特集を組まれて放送されているのを見て「こいつに決めた」　となりました。

多少の色彩変異はあるようですが、パッと見で「ゴマモンガラ」とわかるような色彩を選びました。大きく目立つウロコ、もちろんコピペ無し1つ1つ描いています。

このゴマモンガラは100%AI形式で作成したのでどんなに拡大しても画質劣化はありません。現在ストックフォトで提供中です。

図鑑データ　／　ゴマモンガラ
漢字	胡麻紋殻
地方名	アカジキラナー、カーハジャー、ユターフクルバーなど
英名	Titan triggerfish
学名	Balistoides viridescens (Bloch and Schneider, 1801)
分類	フグ目モンガラカワハギ科モンガラカワハギ属
分布	インド洋、西太平洋。神奈川県以南。主に熱帯海域　サンゴ礁域
特徴	成魚平均体長約60cm。 モンガラカワハギ科の中では最大種で、大きいものだと70cmは超える。 口はやや小さいが鋭い歯をもち、固い甲殻類をも噛み砕いて食べる。 上記記述にある通り非常に凶暴で危険な魚で、自身のテリトリーに侵入してくる者はたとえ自身より大きい者でも執拗に攻撃を仕掛けてくる。　特に産卵期はその猛々しい性質が顕著に現れる。 釣りとしては外道になるが食用とされる。刺し身など。
(参考：原色魚類大図鑑・北隆館刊、 wikipedia:ゴマモンガラ項)

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