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イラストのことはひとまずおいといて、マリンレジャーであるダイビングのひとつ、スノーケリングのお話&How to です。
ポルカドッツ

ダイビングをたのしむ    スノーケリング入門


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海の中がみたい。


子供の頃、僕は住んでいる町が漁業の町だけあって、漁協で水揚げされる魚や防波堤で釣り上げられる魚をみて、今日は、どんな魚がかかったのか、次はどんな魚を釣り上げるのかと、ワクワクしたものでした。


成人し、私はこの町を離れ、ビルと道路の喧噪の街で社会人となりました。


会えないから、愛おしくなる。


それは恋愛だけではありませんでした。


自然に触れたい。自然の中にいたい。

来る日も来る日も渋滞と排ガスとストレスにもまれながら、その思いは次第に高まっていきました。

車の免許を取り、いつでも故郷に来られるようになり、僕は水中メガネとスノーケルだけで海の中を観覧する「スノーケリング」を始めました。




それまで水揚げされてるのを眺めてた魚達があいかわらず泳いでいる姿をみました。


みたこともない細長い魚もみつけました。


こっちをにらみつけてくるオレンジの魚もいました。


図鑑でしか見た事のなかったカラフルなエビにもであいました。




そうこうするうち、欲深な僕は、



もっと深く潜りたい、もっといろんないきものをみてみたい
そう思うようになりました。



そうして、2000年。晴れて、PADIオープンウォーターという、ダイビングライセンスを2日かけて取得したのです。





そして、僕は再び生まれ故郷の町に戻ってきました。



今や海をテーマにイラストを描くにまで至ったのはいまさらいうまでもありませんね。




このようなみわたすかぎりのサンゴの群が広がっているのです。
(これは、奄美大島のサンゴ群です)



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レンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)でも、ここまで撮れる海中写真




チョウチョウウオ。



少し透明度がよくなかったけど、奥に群れているのがわかるかな。



餌付け中。



カゴカキダイ。
阪神ファンが喜びそうなボディカラー。



クマノミ。



なわばり意識がつよいので、相手が人間であろうが歯向かってきます。



ウミシダ。
これも動物なのです。





お手軽ダイブ、「スノーケリング」をはじめよう!

ライセンスを取って本格的に潜る前に、海になれ親しむという目的も兼ねて、大掛かりな器材のない、マスクとスノーケルとフィン(足ひれ)だけで楽しむ、スノーケリングをやってみてはいかがでしょう。



なにより、スノーケリングを経験してからだと、Cカード(ダイビングのライセンス)取得もスムーズにいきますよ。




スノーケリングに必要な器材

マスク(いわゆる水中メガネ)
スノーケル


マスクは、耳抜き(後述します)がやりやすいよう、鼻がつまめる構造のものがお薦めです。



  多少高価でも、信頼できるメーカーのものを選びと、失敗がないです。



  スノーケルは、水抜きができるものを選ぶに越したことはありませんが、
  なくてもなんとかなります。




  写真は水抜きのないタイプのものです。


マスクと、スノーケル



なくてもできるけど、できることならそろえたいもの
ウェットスーツ
ウェイト
フィン(足ヒレ)

ウェットスーツは、 保温のためはもちろん、浮力をつける、岩やサンゴとの接触によるケガから身を守るという目的もあるので、できればそろえたいアイテムです。



サイズにあったものを、できれば体にあわせたオーダーものが望ましいです。



サイズが合わないと、とくに小さいと、着用しているだけで体力が消耗します。



ウェイトは、潜水が思うようにいかない場合に着用します。



フィン。身体や足のサイズに合ったものを選ぼう。




あると楽しめるもの

カメラ
生アサリ


 生アサリは、剥き身にして魚を呼び寄せるために使います。
スノーケリングを行なう場所


 スノーケリングは、基本的に潜水しません。

もぐるときもありますが、せいぜい深くて4〜5m、「息を止めてられる時間」の数十秒〜数分間です。



よって、あまり沖合いではなく、主に沿岸で行ないます。
 



また、スノーケリングも、ダイビングもそうなのですが、指定された場所以外では潜ってはいけません。




ダイビングやスノーケリングができるということは、それだけ海洋生物資源が豊富だということ、つまり、漁業がさかんな地域であることが多いので、というより大体がそうなので、




指定以外の場所でうかつにもぐると「魚貝の密猟者」と思われ漁協パトロール員がすっとんできます。



最悪な場合海上保安庁に通報されたりして、スノーケリングどころではなくなってしまいます。




あらぬ誤解を招いてせっかくの楽しいレジャーをダイナシにしないためにも、決められたポイントで楽しんでください。
漁協の事務所行き、なんてことのならないよう
エントリー(入水)

スノーケリングのエントリー、つまり、海に入ることは、主にビーチや沿岸から行ないます。


フィン(足ヒレ)をつけたままだと、うまく歩けず岩場で転倒してケガを負ったりなど危険ですので、海へ入るギリギリまでつけないほうがよいでしょう。



僕はもちろん、そんな度胸ないので海に入ってからつけてます。
一度フィンが流されました。そういうハプニングもありますので気をつけて。




また、当たり前のことですが波が荒いとき、高いときはエントリーは見送りましょう。



エントリー時はおとなしかったのに急に天候が悪化し波が荒くなり、海からでるのに四苦八苦した、なんて笑えない話もありますから、天気図や、干満潮時刻を事前に確かめて、プランのしっかりしたスノーケリングを行なってください。




スノーケルでの呼吸のしかた

スノーケリングは、水面から顔を海中に浸け、見下ろして楽しむのが主で、顔が水面下にあっても呼吸できるように使う器材がスノーケルです。



スノーケルは、完全な呼吸器具ではなく、水面の凹凸によって、少なからず水は入ってきます。



ですので、息を吸ったら塩辛い海水を飲んでしまってゲホゲホ、てことも十分想定できるので、




呼吸は、 
ゆっくり吸って、いきおいよく吐く



これが基本です。




ゆっくり吸うのは海水の浸入を前もって想定するためで、
いきおいよく吐くのは、たとえ管内に水が侵入してきても、それでいっしょにふきとんでくれるからです。



いきなり水を吸い込んでしまい、

パニックをおこしたがため、わずか水深1.5mの海で溺死した例もあります。



スノーケルには、水が入ってくる


これを大前提に、たとえ水がはいってきてもパニックにはならないようにしてください。







潜水

水面から眺め見下ろして、海底の様子を楽しんでいるうちに、そこへ行きたいという衝動にかられます。



ましてや、水底の岩の陰からいきものが見え隠れしてたりしたなら、どうしても、もぐっていって、そいつの正体を確かめてみたくなりますよね。



スノーケリングでの潜水は、感覚的に素潜りと同じです。
息を吸って、とめて、息が続くまでもぐる。





潜水のしかた

体をくの字にまげて頭を真下にし、両手を平泳ぎの要領で手かきして、体を沈めます。
ある程度しずんだら体をのばし、バタ足で潜水します。




潜水中の 耳抜き

潜水中、深いところへいくにつれて、コメカミがしめつけられるような痛みが発生します。



これは、耳の器官の空気が水圧の影響を受けているせいです。



耳抜きとは、その対処法。



鼻をつまんで、いきおいよく息を吹くと、シュッと音がして鼻からでるべき空気が行き場がなく耳から出ます。

これで耳抜きは完了です。




参考までに、スクーバダイビングでは水深がふかくなるにつれて頻繁に耳抜きをおこないますが、 せいぜい水深5〜6mのスノーケリングでの潜水では1回行なえば十分です。



耳抜きができないからと、いたみをガマンしつづけていると、
耳の器官を損傷します。耳抜きは絶対マスターし、できないうちは潜水を控えるようにしてください。



そして、できるなら、息を止めている限界ギリギリまでもぐっているのでなく、少し余裕を持って浮上するようにしましょう。




なぜなら、浮上直後のスノーケルには海水が詰まっているわけで、苦しい故思わず反射的に息を吸い込んだら海水が口の中にとびこんできた、なんてことになるからです。




僕はこれでよく咳き込んだものです。




浮上後、管内の詰まった海水を吹き飛ばすくらいの余力を残しておきましょう。






長く息を止めていられるテクニック、「ハイパーベンチレーション」

できるだけすばやく、深呼吸を3〜4回します。


最後の息を吸った状態で止め、もぐります。





まずは、これをみているパソコンの前でためしてみてください。
深呼吸は5回以上は行なわないでください。めまいを起こし、ひどいときは失神します。




どうです?
普段より、「息苦しい」と思うようになるのが遅いでしょ。





これは、肺の中の「酸素が消費された古い空気」を一新し、新鮮な空気で肺を満たすことによって、神経をつたって脳に送る「息苦しい」という信号が遅くなるようにしているためです。



僕は、このテクニックで3分くらいなら苦しまずに息を止めていられます。




いきものには、さわらない

スノーケリングにとどまらず、すべてのマリンレジャーにいえることなのですが、
いきものにはさわらない、これ大原則です。




さわられる、というのは、いきものにとって、我々が上司に怒られる以上のストレスです。



ハリセンボンやイシガキフグがふくれる姿も、我々は「かわいい」「おもしろい」ですが、彼らにしたら、自分の身を守る、命がけの行為。




また、おとなしそうにみえていきなり毒針を突き刺すイモガイという貝や、きれいな青いリングを体に出すタコ、しかしかまれると猛毒テトロドトキシン、というヒョウモンダコなど、危険ないきものもいます。



確かに、危険ですが、こちらからちょっかいを出さなければ、なにもしてきません。(産卵期のゴマモンガラという例外もいますが)



いきものには、さわらない。



手ひどいしっぺ返しをくらうまえに、心がけておきましょう。




エグジット(海から出る)

エグジット直後は、陸地の感覚がにぶっています。



それまで無重力の世界にいたわけですから、それまでなんとも思ってなかった腰のウェイトが突然重く感じられたりし、そのいきおいで足がもつれたり、思わず岩場に手を突いて手のひらを切ったり、なんてアクシデントもあります。



ウェイトはその場ではずし、フィンもはずし、できれば感覚がもどるまで動作も緩慢にするとよいでしょう。



以上が、基本的なスノーケリング手順です。
できればダイビングサービスのプランに参加して、安全なスノーケリングを楽しんでください。